MasterCard PayPass™同地域で、加盟店舗数28%増加と堅調な伸びを示す ベトナムに非接触決済サービスを初めて導入

ペイメント・ソリューションで世界をリードするMasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、以下MasterCard)は、本日、非接触決済サービスの技術であるMasterCard®PayPass™が2012年、アジア/太平洋・中東・アフリカ(以下、APMEA)地域において過去最高の成長を記録し、加盟店舗数が前年比28%増に達したことを発表しました。

非接触決済サービスのMasterCard PayPassは、2012年第4四半期時点で、51ヵ国約70万ヵ所の加盟店で利用することが可能になりました。この成長には、先月初めて非接触決済サービスを導入したベトナムのような新興市場を含む同地域において、日常の買い物で、現金に代わる迅速で便利な支払手段に対する強い需要があることが反映されています。

APMEA地域での成長は、オーストラリア、台湾、韓国、シンガポール、ニュージーランド、南アフリカ、及びアラブ首長国連邦が特に大きく寄与しており、非接触決済におけるイノベーションの場となっています。

加盟店舗の大幅な拡大は、オーストラリアの量販店であるColesとWoolworths、日本のNTTドコモ、および台湾の玉山銀行等との戦略的な提携を通じて実現しました。加盟店からは、純利益に大きな影響があることも報告されています。

昨年の初めには、台湾の大手カード発行会社の一つである玉山銀行および大手大型スーパーマーケット・チェーンとの提携によって、両社の顧客ロイヤリティ・プログラム向上を目的としてMasterCard PayPassを搭載したカードを発行しました。玉山銀行が発行したカード枚数は、1年未満で60万枚に達しました。PayPass機能は、同銀行の顧客ロイヤリティ向上に貢献し、同銀行の平均値と比較すると、利用額15%増、カードホルダーの退会率20%減、利用頻度10%増でした。[1]


新興市場では非接触決済普及によって現金利用が縮小
今月初め、MasterCardとベトナム有数の銀行であるベトナム・エクスポート・インポート・コマーシャル・ジョイント・ストック・バンク(Vietnam Export Import Commercial Joint Stock Bank以下、Eximbank)は、ベトナム国内で数百か所の加盟店と共にMasterCard PayPassを搭載の非接触カードの発行を開始することを発表しました。ベトナムでは、非接触決済サービスは初であり、同国の決済業界において大きなマイルストーンとなりました。

Eximbankとの提携を通じ、既存のカードホルダーは、すべてPayPassが利用可能となります。ベトナムのPayPassカードホルダーは、国内何百か所の加盟店に加え、ベトナム国外のMasterCard PayPass対応の加盟店にて非接触決済を利用できるようになります。

ベトナムはここ数カ月間でキャッシュレス社会に向けて大きな進展を遂げていますが、2015年までに現金による支払いを取引全体の11%未満に抑え、25万ヵ所の加盟店を確保し、年間取引件数を2億に引き上げるという政府の取り組みにも貢献しています。

Eximbankの副頭取であるディン・ティ・トゥ・タオ氏(Mrs. Dinh Thi Thu Thao)は次のように述べています。「MasterCard PayPassの提供開始は、現金による支払削減への歩みを進めているベトナムの決済業界と金融システムにとって大きな一歩です。非接触決済のエコシステムへのシフトを促進する、ベトナム初の金融機関となったことを誇らしく思っています」

MasterCard Worldwideのインドシナ担当カントリー・マネージャー兼チーフ・リプレゼンタティブであるアントン・コロ(Anton Corro)は次のように述べています。「少額決済が最も頻繁に行われるベトナムにおいて、消費者の皆様に、シンプルで、安全な支払手段を提供することによって、今後数年間にわたって現金による支払いを削減するというベトナムの目標に貢献できることを期待しています。MasterCardは、世界中の人々と政府が持つ、ペイメントに関する現在と将来のニーズに対応したイノベーションの開発を行って参ります。ベトナムでのPayPass展開は、東南アジアの新興市場における新しい技術とイノベーション普及の推進に向けたMasterCardの積極的な取り組みを反映したものです」

ベトナムでの最初のPayPass加盟店は、ファーストフード店、コンビニエンスストア、およびスーパーマーケット等です。

今後成長を促進する非接触決済に関するイノベーション
PayPass導入の急激な増加に加え、昨年同地域でPayPassの成長を支えた非接触決済のイノベーションは、今後もPayPassの普及要因となるでしょう。非接触決済に関する昨年発表されたイノベーションのハイライトは、次の通りです。

  • イノベーション
    • オーストラリア最大の銀行であるCommonwealth BankはMasterCardとの提携に基づき、iPhone利用者間の支払いを可能にすると共に、PayPass加盟店で、iPhoneをかざすだけで支払い可能となる、オーストラリアでは初のiPhoneアプリとしてCommbank Kachingを発表しました。
    • 東アフリカ最大の小売店舗であるNakumattは、今後数か月間で、100万人以上のロイヤリティプログラム・メンバーを対象に、複数の通貨に対応したEMV MasterCard® PayPass™ Prepaidロイヤリティカードを発行します。これは、MasterCardが中東・アフリカ地域において締結した、過去最大のプリペイド加盟店契約です。
    • 日本では、MasterCardは同国最大の携帯電話事業者であるNTTドコモとの提携によって、国内の決済ネットワークを海外でも可能にし、日本の消費者がMasterCard PayPass™ 対応スマートフォンで、海外のPayPass加盟店でも非接触決済を行えるようになります。
    • 中東では、FransabankのMasterCard PayPass Cardが「Best Contactless Innovation Award in the Middle East」を受賞しました。
    • 南アフリカでは、Standard BankがPayPass対応Muvoカードを展開し、Ethekwini Municipalityのバス輸送システムに最先端の技術をもたらしました。
    • シンガポールでは、MasterCardはDBS、EZ-Link、およびStarhubとの提携を通じて近距離無線通信(NFC)アプリ「SmartWallet」を発表しました。これは、シームレスで安全なデジタル・ウォレット・サービスです。
    • シンガポールでは、MasterCardは、M1およびEZ-Linkと共に、カードを利用した分を通話時間ボーナスとして還元する、初の電話会社によるプリペイド式MasterCard PayPassカードを発行しました。

MasterCard PayPass™に関する詳細は、http://www.paypass.com/(英語)もしくはhttps://www.mastercard.com/mobile/(英語)をご覧ください。

MasterCard Worldwideについて
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