MasterCard(本社:ニューヨーク州パーチェス)とZwipe(本社:ノルウェー、オスロ)は、世界初の指紋センサーを搭載した非接触決済カードの発行において提携したことを発表しました。

Zwipe MasterCardカード
Zwipe MasterCardカード イメージ画像

ノルウェーの金融機関Sparebanken DIN(Eikaグループ)での試験運用の成功を受けて、今後発行されるZwipe MasterCardカードは、迅速かつ便利でありながら、高い安全性を確保することができる決済ソリューションです。同カードには、生体認証センサーが搭載されており、カード会員の生体認証データを記録する、安全性の高いZwipeの生体認証技術が使われています。加えて、EMV[1]認定を受けたセキュア・エレメントおよびMasterCardの非接触決済アプリケーションも搭載されています。これにより、世界で初めて、生体認証の安全性と、非接触決済の迅速性や利便性を両立するカードが誕生しました。


カード会員の指紋データは、外部データベースではなく、直接カードに記録されます。簡単な方法で指紋をスキャンするだけで、Zwipe MasterCardカードを使って非接触決済を行うことができます。市場に出回っている他の非接触決済カードと異なり、金額に係わらずPINコード(暗証番号)入力の代わりに、生体認証を行うだけで、支払うことができます。

Zwipeは、標準的なカードと同じ形状で、あらゆる決済端末に対応する次世代カードの開発に取り組んでおり、2015年の提供開始を目指しています。この新しいカードは、決済端末の電力を利用するため、カードそのものにはバッテリーが不要です。

今回の発表について、MasterCardのエンタープライズ・セキュリティ・ソリューション担当プレジデントのアジェイ・バラ (Ajay Bhalla)は、次のように述べています。「パスワードや暗証番号を使わなくても、本人確認ができるようするべきだとMasterCardは考えています。この度、それが生体認証のおかげで実現されます。ただし、使いやすさやお客様の利便性と同時に、強固なセキュリティを確保することが肝要であり、MasterCardは技術を通じてそれらを実現することを目標にしています。Zwipeによる初の試みは、非常に重要なマイルストーンとなり、その成果はきわめて期待の持てるものです。

日々の支払いにおける安全性とセキュリティの確保は、MasterCardの事業の中核を成すものです。最終的に支払い方法を選ぶのはお客様ですが、当社はZwipeのような革新的なパートナーと引き続き協働し、常に詐欺や不正に先手を打ち、シームレスな支払い体験を提供してまいります」

Zwipeの創設者兼CEOであるキム・ハムボースタッド(Kim Humborstad)は次のように述べました。「Sparebanken DINで行った試験運用の反応はとても良いものでした。カード会員の方々から、このセキュリティ機能のおかげでカードが使いやすくなったと喜ばれています。また試験運用に参加した小売業加盟店からも好評を得ています。この試験運用によってパートナー企業は、顧客からの貴重な評価や利用登録・展開段階における経験や成功事例を集めることができました。」

Sparebanken DINのビジネス開発ディレクターのモーテン・ダニエルセン(Morten Danielsen)は、こう述べました。「当社は今後、取扱う全カードを対象に生体認証機能および非接触機能を搭載します。これによりカード会員にとっても、加盟店にとっても、利便性と安全性を同時に享受できるからです。」

MasterCardについて
MasterCard(NYSE:MA)は、世界の決済業界におけるテクノロジー企業です。世界最速の決済ネットワークを運用し、世界210を超える国や地域の消費者、金融機関、加盟店、政府、企業を繋いでいます。多くの人にとってショッピング、トラベル、事業経営、財務管理など日々の商取引がよりシンプルで、安全かつ効率のよいものとなるプロダクト及びソリューションを提供しております。詳細はwww.mastercard.co.jpをご覧ください。MasterCardのニュースはTwitterで@MasterCardAP(英語)または@MasterCardNews(英語)をフォローいただくか、公式ブログCashless Pioneer Blog(英語)をご覧ください。また、MasterCardのニュースルームEngagement Bureau(日本語)でEメールアラートにご登録いただくと、最新ニュースをメールにてお知らせいたします。

ZWIPEについて
Zwipeは2009年の創設以来、暗証番号(PIN)やパスワードに代わる指紋認証によって、本人確認の現状に関する課題に取り組んできました。世界で最も簡潔で迅速で電力効率の良い指紋アルゴリズムを開発した後も、特許を受けた電力利用技術によって業界に一石を投じ続けています。Zwipeの指紋認証技術はもはやバッテリーに依存せず、既に存在するアクセス・インフラ、輸送/出入国管理/金融インフラを利用して必要な電力を賄います。Zwipeは、既に多数ある特許申請を生かして、革新的な技術の開発と改良を続けています。詳しくはホームページをご覧ください。http://www.zwipe.com